先日発売したばかりの「NFTの教科書」を購読してみました!
NFTに興味を持ち始めたタイミングで予約開始の情報が流れ、ずーっと待ち焦がれていた本書を完読したので早速レビューです。
私はNFTに興味を持っている一般人で、
職業柄このような技術情報も日々収集していますが、NFTビジネス・投資への参考情報として考えられている方にはピッタリな内容となっています。

簡易的な書評・要約として、参考にしてみてください!
「NFTの教科書」はどういう本なのか?
著者のお一人である増田雅史さんは、ハーバード大学のロースクールを卒業された後、法律事務所や経産省などでデジタルコンテンツの権利関係のお仕事をされてきた専門家。
またもうお一人、天羽健介さんの方はコインチェック入社以降、渉外など暗号資産関連のお仕事を続けられ、現在コインチェックテクノロジーズの代表取締役とのこと。
本書冒頭にもありましたがNFTオールスターの執筆によって、NFTの現在地を知った上で過去・現在・未来を知ることのできる総合テキストブックが本書、という位置づけとなっています。
「教科書」なので初心者向けというのはもちろんなのですが、NFTの投機的な面だけが取り沙汰されがちな状況の中、技術的にも社会的にも、正面からその実態を推し量ることができるものでした。
何より、私も感じたNFTへのワクワク感、アートはもちろんゲーム業界やファッション、スポーツに至るまで、今この時点を起点にどういう未来が存在しているのかありありと描いています。
さらには、NFTで投資をしたいのでNFT購入手順として購入画面の詳しい解説がほしい…
というような内容も含まれていて至れりつくせりです。
さらに詳しい情報が知りたい方はこちらから完全初心者のための解説をしていますので、参照してみてください!
[準備中]
「NFTの教科書」概要
大項目としては下記の3章構成です。
- NFTビジネスの全体像
- NFTの法律と会計
- NFTの未来
NFTビジネスの全体像
市場規模の拡大経緯や、国内外の近況について散逸している現在のNFTの情報全体をきちっと抑えられています。
NFTアートについてはニュースなどで取り上げられたものの紹介も当然あります。
買い方・売り方があるのは親切で良いですね。
最も興味を惹かれたのはやはり仮想空間「メタバース」とNFTについてです。
はるか昔に「セカンドライフ」というやはり仮想空間のサービス的なものが
取り沙汰されたことがありましたが、メタバースからは「それとは違うんだぜ」という気概のようなものを個人的には感じています。
世界のゲームとNFTについてもかなり注目度の高いポイントで、そもそもオープンワールドのゲームってまさにNFTの親和性が最高なのではと誰もが思うところです。
ゲームにおけるビジネスモデルの紹介については既に収益化の確立している国もあり、
かなりのボリュームでゲームとNFTについてのビジネスモデルやこれからの展望が書かれています。

スポーツ・トレカ・ファッション・音楽など、知らないうちにこんな状況になっていたのか…
と目が覚めるような内容です。
NFTの技術面・課題についてもここでは省きますが、詳細にまとめられていて
自分はかなり参考になりました。
NFTの法律と会計
ここは大項目として持ってこざるを得ない最重要な内容ですね。
NFTの保有・移転について、権利とその侵害について、そして暗号資産としての法的な側面でのかなり詳しい解説があります。
内容としてこれは常に手元においておきたいレベルに思えました。
NFT資産の種類(ゲームとかアートとか)による扱いの差異、金融規制や税法まで網羅されているので、ビジネス・投資で利用される方にとってバイブルと言っても過言ではなさそうです。
現状の法的な諸問題についても触れられているので、ここはこれからビジネスにNFTを利用していく方にとっては必読の内容となっています。
NFTの未来
最後の章、実はここが一番おもしろかったです。
国内外の錚々たる知見者たちが対談形式で各々のもつNFTの世界を展開していきます。
NFTの未来に期待をしている方にとっては、まさにこういう内容が見たかったんだよ!
と思わず言っちゃうような充実ぶりです。
NFTの投機的側面が拡大しすぎている昨今ではありますが、新たな可能性を感じるような想いの数々が述べられています。
業界にその身をおいている方々の最新の意見です、面白くないわけはなかったですね。。
最後に
NFTが可能性の塊である、と信じている方にとっては本書はバイブルともなるべき良書と感じました。
ぜひお手にとって見ていただければと思います。

NFTについては様々な意見はありますが、この本を読んでみて、自分としてもNFTが今後どんどん広がっていってほしいなと思えました。